［2010年感染症情報］

2010/12/28

１）当院は本日で今年の診療が最後だったのですが、本日今季初の
　　インフルエンザがありました。B型でした。

2010/12/25

１）インフルエンザは全国では定点当り1.0/週を超え、流行期に入ったと報じられていますが、
　　石川県ではまだその気はないようです。当院の周辺でもインフルエンザのうわさはまだ
　　聞きません。

2010/12/10

１）石川県ではインフルエンザはわずかに散発程度にみられるだけのようです。

2010/12/04

１）おたふくかぜ、RSVウイルス気管支炎に加え、今週はロタウイルス腸炎が2例見られました。

2010/11/27

１）おたふくかぜが近隣の保育園で流行しています。

２）RSウイルス気管支炎も増えています。

2010/11/20

1）RSウイルス感染症が増えてきているようです。特に小さい乳児は要注意です。

2010/11/06

１）前回のコメントで報告したA型インフルエンザですが、1例は新型インフルエンザ
　　だったようです。
　　石川県のホームページのこちらから情報を得ることができます。
　　　http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kansen/documents/2010-inful.pdf

2010/10/24

１）先週、県の定点から2例のインフルエンザの報告がありました。これが昨年流行したA新型か
A香港型（季節型）かはわかっていないようです。
いずれにしてもいよいよ流行のはしりかも知れません。注意して情報をチェックしましょう。
今年も石川県医師会のHPで石川県インフルエンザ情報システム（IFLU10-11)を稼働しています。
参考になさってください。
URLは、　http://www.ishikawa.med.or.jp/influ2010-2011/

2010/10/16

１）その後、インフルエンザ流行の報告は見られません。

２）今週、ウェルシ菌による食中毒の例が見られました。
　どうやら一晩置いたカレーライスが原因のようです。ご注意ください。

2010/10/02

１）今週、中能登地方でA型インフルエンザの発生があったとの情報がありました。
　このA型が昨年流行した新型なのか、季節型（A香港型）なのかはわかっていません。

2010/09/18

１）おたふくかぜがやや流行中です。

2010/09/12

１）先週１週間お休みをいただきました。
　　今週は感染症の動向にあまり変化はみられませんでした。

2010/08/16

１）先週、コメントを書いた後、もう1例別ののO157腸炎がみられました。
　保健所に介入してもらいましたが、ともに感染源は不明のようでした。

2010/08/07

１）今週、当院で病原大腸菌O157による腸炎がみられました。幸いにも軽症で
終わったようですが、この時期、バーベキューなど十分に注意して下さい。
（当院の例は感染源は不明でしたが。）

2010/07/24

１）いわゆる夏カゼに加え、伝染性紅斑（りんご病）も流行の兆しです。

2010/07/17

１）手足口病がブレイク中です。

2010/07/03

１）手足口病が多いですが、手足口病はいろいろなウイルスで起きるのですが、
　　今年はエンテロ71というウイルスによるものが多いようです。
　　手足口病のほとんどは大した合併症もなく治っていくのですが、このエンテロ71という
　　ウイルスによる手足口病の場合、まれに脳炎など重い合併症を引き起こすことが
　　知られています。ご注意ください。

2010/06/26

１）手足口病やリンゴ病、ヘルパンギーナなどが増えてきました。

２）ウイルス性腸炎はあまり見られなくなりました。

2010/06/12

１）溶連菌感染症が多いです。
　　これまでは溶連菌感染症というと喉は真っ赤で舌はイチゴ状で下腹部に
　　細かいぶつぶつが出るという典型例（こちら）が多かったのですが、
　　最近の溶連菌感染症は何故か喉がそれほど赤くないものが多い
　　印象です。

2010/06/06

１）下記感染症の他に、手足口病、伝染性紅斑（リンゴ病）なども見るようになってきています。

2010/05/22

１）溶連菌感染症、おたふくかぜ、水痘、アデノウイルス感染症、ウイルス性腸炎などが
　万遍なくぽつぽつと流行しています。

2010/05/08

１）インフルエンザは目立った流行にいたらず終息していっているようです。

2010/04/24

１）ほぼいなくなっていたインフルエンザが県の報告で先週また10名ありました。
　　今のところ、加賀地方での小流行のようです。まだまだ油断は禁物というところでしょうか。

2010/04/17

１）今週も肺炎球菌による菌血症という病気が1例ありました。
　肺炎球菌が血液の中に入り込む病気で、高熱が出ますが、血液の培養検査を
　しないと診断がつきません。放っておくと髄膜炎などの重い病気に至ることがあります。
　当院ではこの病気がこれまでに30例くらいありました。
　今年の2月から小児の肺炎球菌ワクチンが発売になっています。まさに上のような病気を
　予防するためのワクチンです。本当は小さい子には是非ともうって欲しいワクチンです。
　でも、接種費用があまりにも高くて素直に勧められません。
　おたふくワクチン、水痘ワクチン、ヒブワクチン、子宮頚がんワクチンとともに、
　早急に定期接種可（無料接種可）すべきです。国の責任です。でも、世論が動かないと
　国も動きません。みなさん、声を挙げて下さい。
　上記のお子さんはたまたま翌日うまく解熱することができました。

2010/04/03

１）近隣の保育所で水痘が流行中です。
　　以前に予防接種を受けている子も少し罹っています。（ワクチン不全といいます。）
　　でも、罹っても軽くすむ場合が多いです。

2010/03/27

１）溶連菌感染症が流行中です。溶連菌性咽頭炎はふつう喉が真っ赤っかになることが
　　多く、一目でそれとわかる場合が多いのですが、最近見るものはそれほど喉が赤くなって
　　いません。同じ溶連菌でもタイプが若干異なるのかも知れません。

2010/03/20

１）インフルエンザはもはや全く見なくなりました。

２）ウイルス性腸炎をはじめ、いろいろな感染症が小流行中です。

2010/03/13

１）ウイルス性腸炎の流行が続いていますが、今週ロタウイルス性腸炎の
　　お子さんで痙攣を繰り返したため、総合病院へ紹介入院していただいた
　　例がありました。ロタウイルス性腸炎で痙攣を繰り返す合併症は、まれに
　　みられるので注意が必要です。

2010/02/27

１）嘔吐・下痢を主症状とするウイルス性胃腸炎が流行中です。

2010/02/20

１）新型インフルエンザはどうやらようやく終息しそうです。

2010/02/13

１）インフルエンザ（新型？）はここ1〜2週間またわずかに増加しています。
　第二波というほどではなさそうですが、まだ油断はできません。

2010/01/30

１）今週は、RSウイルス気管支炎、水痘、おたふくかぜ、溶連菌感染症、
　　ロタウイルス腸炎そしてインフルエンザがそれぞれ数名ずつ見られ、
　　まさに”感染症のサラダ”状態でした。

2010/01/24

１）RSウイルス気管支炎が急増しています。

２）水痘の流行もあります。

2010/01/16

１）インフルエンザ（新型）はほとんど見られなくなりました。
　パニックになるほど騒がれたワクチン不足も、どうやら解消しそうです。

2010/01/04

１）当院の第53週は2009/12/28のみのデータです。
　　インフルエンザ（新型）が激減する一方でRSウイルスによる気管支炎が
　　入れ替わって増加傾向にあるようです。